院長ブログ

2017.02.15更新

今年もインフルエンザが猛威を振るっていますね。un


インフルエンザは時として、 お子さんや高齢者にとっては命取りになるほどの強い感染力を持つ ウィルスとして知られておりますが、 考え方によっては通常の風邪症候群の原因となるウィルスには特効 薬が無く、咳止めや去痰剤、 解熱剤等の対症療法で症状の緩和を図り、 後は食っちゃ寝して免疫力を高めることでしか対処法がなのに対し 、インフルエンザウィルスには特化した抗ウィルス薬が存在するため、 タミフルやイナビルに代表される内服薬や吸入薬で数日で解熱させ 完治にもっていくことが可能であるため、 ある意味インフルエンザのほうが一般的な風邪に比べたちがいいと いう見方もできます。


そこで、風邪薬には西洋薬が一般的に用いられますが、 漢方薬を上手に組わせると、 西洋薬の狭いターゲットの症状の狙い撃ちだけでは及びのつかない狭間を埋めることが可能となり、さらに風邪症状のつらさを緩和させてくれます。flower

 

特に漢方薬には西洋薬の薬理作用には存在しない体を温めて免疫力 を上げてウィルスと戦う作用を持ち合わせています。 漢方薬は弱い、 効かないというイメージが先行しているようですが、 インフルエンザウィルスの増殖を抑える機構(オートファジ ー)に関与する麻黄湯>>

の存在を忘れてはいけません。 実際にインフルエンザの診断を受けた方への投薬はもちろん、 感染初期でインフルcheckで陰性判定となった方に抗ウィルス 薬が処方できない場合に麻黄湯だけで解熱してしまうケースが実際 に見受けられます。


この寒さと乾燥で、頭痛、咽頭痛、高熱、咳、 くしゃみ等運悪く風邪を引いてしまった場合は、 麻黄湯のみならず、様々な漢方薬を使い分け、 風邪だからとDo処方一辺倒ではなく、 西洋薬との組み合わせでうまく体調をコントロールし、 仕事を休まずこの寒い冬を乗り切りたいですね。 ni

 

風邪は万病のもと。 舐めてかかることなく上手な処方で克服していきましょう!

投稿者: すがわら泌尿器科内科

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