院長ブログ

2017.02.08更新

慢性前立腺炎>>

は、男性に特有の疾患です。suu


特に季節変動はありませんが、長時間座位でいる職業の方や、
ツーリーングを趣味とされている方に多い傾向があります。

慢性前立腺炎は、急性前立腺とは違い、発熱したり、
排尿時の痛みや残尿感、客観的な
尿検査や採血検査では異常が
認められないのが特徴的です。

 

症状としては、下腹部や会陰部(肛門と陰嚢を結ぶ領域)
の重苦しさや違和感等が一般的です。
原因は不明とされていますが、長時間座位でいることや、
ツーリングが趣味の方の傾向として、会陰部を長時間
圧迫されている姿勢が前立腺周囲の血流の鬱滞(うったい)
を招くことで、前立腺およびその周囲の細胞への酸素の
供給が低下することにあるのではないか、と言われています。uun

 

過去の文献に、ツーリングの選手の尿道海綿体の血液を採取し、
酸素飽和度を計測した結果、ツーリングをしない一般の方と比較し、
明らかに酸素飽和度が低下している。という見解を記載している
ものがありました。

よって、慢性前立腺炎の特徴的な症状をきたしている方は、
長時間、会陰部を圧迫している姿勢を回避して、それでも
症状が良くならない場合は、


細菌性の慢性前立腺炎である
可能性があります!

発熱や尿検査、採血検査等で異常が認められなくても、
抗生剤の投与や、前立腺の炎症やむくみをとる生薬の服用により、
症状の寛解を見込めますので、

同様の症状で悩まれている方は、
是非泌尿器科医にご相談ください !

投稿者: すがわら泌尿器科内科

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