院長ブログ

2017.07.10更新

梅雨明けが待ち遠しい今日この頃ですよね rain
夏本番まであと一歩です!nico

 

この季節、幼稚園のお泊り、小学校の宿泊行事、部活・スポーツでの合宿等
宿泊行事が目白押しですが、「おねしょが心配で参加を躊躇している。」
という保護者の方のご心配をよく耳にしますnnn

 

「夜尿症」>>

いわゆるおねしょは、夜間の排尿に関わる発達の遅れですから、
いつか自然に治るというお考えの方も多いと思います。

しかし、小学校高学年や中学生になってもまだ続いているお子様も少なくなく、
宿泊行事へのストレスは、いくらそのうち治るといわれても、軽減されることは
なかなか難しいですよね。。。
学年が進むめば進むほど、恥ずかしくて相談しにくくなるという心理もよく分かります。shun

 

まずは、気楽な気持ちで、
治療が不要な「おねしょ」なのか?治療が必要な「夜尿症」なのか?
区別をするために医療機関へ相談されてみてはいかがでしょうか。

 

一般には、
小学生になっても続くおねしょは「夜尿症」という病気の可能性があります。

小学校入学前でも、お子様の夜尿を軽くすることをご希望される場合は、生活指導等
をお受けすることをお勧めします。
宿泊行事が差し迫っている場合。半年・一年後のようにゆとりがある場合。とに分けて、
指導を行うこともできます。

 

宿泊行事は、集団生活を体験する貴重な機会です。
自信を持って、楽しく宿泊行事に参加できるといいですよね!!

投稿者: すがわら泌尿器科内科

2017.06.28更新

 


患者さんからの質問で、

『先生、前立腺の薬って、 いつまで飲むんですか?よく血圧の薬
や、コレステロールを下げる薬、 糖尿病の薬なんかは一生飲み続けるっていいますよね?』
という内容がよく聞かれます。そのような質問に対しては、 以下のようにお答えさせてい
ただき、10人中10人の方になるほど! とご納得いただいております。nico


まず、前立腺肥大症>>は、

加齢性の変化で生じてくる疾患ですが、 単に歳を取るから大きくなるわけではなく、

しっかりと根拠があって大きくなります。

それは精巣由来のテストステロンと、

副腎由来のアンドロゲンという男性ホルモンに依存しており、

男性には閉経という女性のような完全に性ホルモンの分泌が途絶えるという現象が無いため、

一生分泌され続けるホルモンであり、男をやめない限り( 両側の精巣を摘出しない限り)

前立腺を一生涯刺激し続けます。その結果、 前立腺の大きさは成人男性の場合の

正常大は約10-20mlと言われており、小児のサイズは小学校低学年では

1- 2ml程度しかありませんが、50歳ぐらいから徐々に正常なサイズから

逸脱して大きくなっていき、 おしっこが出にくい、夜間にトイレに何回も行く、

こらえがきかないなどの前立腺肥大症特有の症状が出現してきます 。

 

子宮筋腫の場合、50代で閉経を迎える時期を見計らって、 手術をせずに自然に筋腫が委縮す
るのを待機できます。 前立腺と子宮はそれぞれの性ホルモンに依存している臓器でありながら、

閉経のない男性では前立腺は生きている限り増大傾向を示し、

かたや女性には閉経があるため、子宮筋腫は一定以上の大きさにはならないのです。


話は元に戻しますが、よって、前立腺肥大症においては、 前立腺は小さくなることはな
く、前立腺の増大による、 前立腺部尿道の圧排により機械的閉塞によって引き起こされる
病態であり、症状の進行が留まることはありません。

前立腺肥大症の薬こそ!

長期的に服用していく必要があります。

( あくまで症状緩和のための対症療法に他ならないのですから:根本的治療ではないということ)


反面、高血圧や高脂血症、糖尿病、 高尿酸血症などの

いわゆる生活習慣病は、その名のごとく生活習慣を

改善すれば、完治する病態であり、 生活習慣病に

対する薬こそ本人次第止められるのです。


生活習慣病のみの方、前立腺肥大症のみの方、 両方かかっている方、

生活習慣病は治せますが、

前立腺肥大症は内服薬のコントロールが必須なQOL疾患です。


みなさん、一緒に健康寿命を延しましょう!!ihi

投稿者: すがわら泌尿器科内科

2017.05.22更新

5月に入り、過ごしやすい気候が続いていますね。ehe
5月としては暑過ぎるくらい、紫外線がふりそそいでいます。

これから梅雨を挟んで、暑い夏がやってきます。
暑い日が続くと発汗して脱水となり、血液が濃くなります。explosion
すると、、、

腎臓で産生された尿は過飽和の状態となり、
尿中の色々な成分が結晶化して結石を形成しやすく

なってしまうのです

夏場7月~9月に尿路結石>>

の発作が多いのですが、
結石が産生されるのはもう少し早い時期ですので、

今のこの時期から積極的な水分摂取を心がけて、
尿路結石の産生を予防していきましょう ni

投稿者: すがわら泌尿器科内科

2017.04.19更新

以前、花粉症シーズンの到来を告知し、自分自身が
重症患者である旨をお伝えしたと思いますが、、、hun

今年は「あれ??」と思うほど、花粉症の症状が軽く
済んでいてびっくりしています。pue

 

例年ならメガネとマスクは必須ですが、今年は
コンタクトでも何とか乗り切れています。glitter

週末も小学校のグランドで少年野球のコーチをしていましたが、
時折舞う土埃の中、一日コンタクトで乗り切ることができました。tennis

 

何が例年と違うかと思い返してみましたが、、、
違う事と言ったら、花粉症シーズン到来約一か月前から
抗アレルギー薬を内服し始めたことぐらいでしょうか?

大して対策はしておりませんが、意外としっかりとした
対策になっているのかなあ、と当たり前のことながら、
やっぱりそうなんだと思う今日この頃ですflower

 

花粉からの暴露を防ぐことはもちろんですが、
「抗アレルギー剤の血中濃度を早い時期から一定に
保っておく。」ことも重要な花粉症対策になるようです。

 

一般的に言われていることではありますが、
身をもって感じている今シーズンです。nico

投稿者: すがわら泌尿器科内科

2017.03.15更新

性行為感染症、通称「STI」は文字通り、性行為を介して感染する性病の総称です。
よく、銭湯や温泉で感染することありますか?と問われることがありますが、絶対にあり得ません。

最近よく耳にするのが、梅毒の感染者数が年々増加の一途をたどっているとのこと。
先日、都筑区医師会主催の勉強会で、「梅毒パンデミック」と題して、STIを専門に幾多の症例を経験してこられた
有名な先生の講演を拝聴してきました。

梅毒>>は保健所への届け出の義務がなされている性病で、日本全国で梅毒罹患者の登録数が報告されており、2011年以降急増化している
とのことでした。
具体的には、世の中にペニシリンが開発されてから激減したはずが、1997年に500人以下であった梅毒罹患者が2015年には2660人、2016年には4518人と、
ほんとパンデミック状態に増加しているそうです。
2015年11月24日付の読売新聞の記事にも、実際に梅毒感染患者増加の記事が掲載されており、特に若い女性20-24歳に多いとのことで、他に男性同士の同性愛者、外国人観光客の急増などが主な原因であると言われています。

さらに、梅毒単独での感染のみならず、一般的なクラミジア感染症や淋菌感染症に潜在的に合併しているケースも少なからず見られているようで、尿道炎の患者さんには病歴聴取の中で疑わしい場合には梅毒検査まで行う必要性があることを学びました。

今後の日々の診療に役立てて行きたいと思います。nyan

当院では、性病検査ブライダルチェック>>

も実施しております。

投稿者: すがわら泌尿器科内科

2017.02.27更新

今年もそろそろ来ていますnnn

私にとって憂鬱な花粉症>> の時期がやってきましたnamida

私を悩ますアレルゲンは、この時期2月下旬から4月一杯
にかけて大量に飛散するスギとヒノキです 。
秋のブタクサもアレルゲン検査では陽性にはなっていますが、
特に反応はでません。反応の強さと飛散量は相関するようですね。

今年もかなりの花粉の飛散量と予報が出ていますから、
今からブルーになってます。。。tears

対策としてはやはりいかに目や鼻、のどの粘膜に花粉の
暴露をさせないかにかかっていますので、コンタクトを
外して目の粘膜を刺激しないようにする。メガネをかける。
マスクをする。うがい、シャワー浴にて粘膜に付いた花粉を除去する。
など、、、まあ、ありきたりの対策しかありませんが。

そして、どうしても避けきれなかった花粉により、アレルギー反応
(目のかゆみ、くしゃみ、鼻水、鼻つまり)が出てしまった場合には
内服薬や点眼、点鼻薬による抗アレルギー剤を使用して、
反応を軽減するしかありません。

花粉症でお悩みの方、私自身がかなりの重症患者ですので、
共感し合えると思います。この時期はメガネとマスクをして
おりますので、素顔をさらけ出すのは当分先になりそうです。hun

当院では、食物や花粉、ハウスダスト、ダニを含めた、
36項目のアレルギーの原因を一度に調べられる検査を実施しています。
保険適応で、小さなお子様でも検査ができます。

アレルギーの原因は、私たちの周りのいたるところに存在し、
1人が複数の原因アレルゲン(アレルギーを引き起こす物質)
を持っていることもあります。

原因を知ること、それがアレルギー治療の第一歩です。


一生に一度は、すぐに分かるこちらの血液検査で、
ご自身のアレルゲンを確認してみましょう。

花粉症、つらいですが、一緒に乗り切りましょうflower2

投稿者: すがわら泌尿器科内科

2017.02.15更新

今年もインフルエンザが猛威を振るっていますね。un


インフルエンザは時として、 お子さんや高齢者にとっては命取りになるほどの強い感染力を持つ ウィルスとして知られておりますが、 考え方によっては通常の風邪症候群の原因となるウィルスには特効 薬が無く、咳止めや去痰剤、 解熱剤等の対症療法で症状の緩和を図り、 後は食っちゃ寝して免疫力を高めることでしか対処法がなのに対し 、インフルエンザウィルスには特化した抗ウィルス薬が存在するため、 タミフルやイナビルに代表される内服薬や吸入薬で数日で解熱させ 完治にもっていくことが可能であるため、 ある意味インフルエンザのほうが一般的な風邪に比べたちがいいと いう見方もできます。


そこで、風邪薬には西洋薬が一般的に用いられますが、 漢方薬を上手に組わせると、 西洋薬の狭いターゲットの症状の狙い撃ちだけでは及びのつかない狭間を埋めることが可能となり、さらに風邪症状のつらさを緩和させてくれます。flower

 

特に漢方薬には西洋薬の薬理作用には存在しない体を温めて免疫力 を上げてウィルスと戦う作用を持ち合わせています。 漢方薬は弱い、 効かないというイメージが先行しているようですが、 インフルエンザウィルスの増殖を抑える機構(オートファジ ー)に関与する麻黄湯>>

の存在を忘れてはいけません。 実際にインフルエンザの診断を受けた方への投薬はもちろん、 感染初期でインフルcheckで陰性判定となった方に抗ウィルス 薬が処方できない場合に麻黄湯だけで解熱してしまうケースが実際 に見受けられます。


この寒さと乾燥で、頭痛、咽頭痛、高熱、咳、 くしゃみ等運悪く風邪を引いてしまった場合は、 麻黄湯のみならず、様々な漢方薬を使い分け、 風邪だからとDo処方一辺倒ではなく、 西洋薬との組み合わせでうまく体調をコントロールし、 仕事を休まずこの寒い冬を乗り切りたいですね。 ni

 

風邪は万病のもと。 舐めてかかることなく上手な処方で克服していきましょう!

投稿者: すがわら泌尿器科内科

2017.02.13更新

昨年、大物キャスターのOさんが膀胱がんであることを発表し、
一週間の休養宣言、手術を受けられた。。。なんてことがありましたね。hun

 

膀胱がん」>>

はがんの中でも初期症状が現れやすく、
早期に発見されるケースが多いがんです。


早期発見することができれば、比較的治りやすい
がんだとも言われています。

膀胱がんの初期症状は、赤色や茶色の尿(肉眼的血尿)が
出ることが最も一般的です。
(以前、“肉眼的血尿”侮るべからず!という記事を書きましたね。)
また、頻繁に尿意を感じる、排尿するときに痛みがある。
など膀胱炎のような症状を来すこともあります。

膀胱がんの場合は、症状が軽い、あるいはこのごろ症状が
出現したばかりだとしても、がんの進行がゆっくりで、
早期の状態であるとは限りません。
症状が出現したときにはすでに筋層浸潤性がんや転移性がん
であったということもあります。shunshunshun

 

いずれにしても症状があれば、早めに専門である泌尿器科を受診して、
がんかどうかを診断することをお勧めします。


がんと診断された場合は、早期に治療を開始することが肝心です!

投稿者: すがわら泌尿器科内科

2017.02.08更新

慢性前立腺炎>>

は、男性に特有の疾患です。suu


特に季節変動はありませんが、長時間座位でいる職業の方や、
ツーリーングを趣味とされている方に多い傾向があります。

慢性前立腺炎は、急性前立腺とは違い、発熱したり、
排尿時の痛みや残尿感、客観的な
尿検査や採血検査では異常が
認められないのが特徴的です。

 

症状としては、下腹部や会陰部(肛門と陰嚢を結ぶ領域)
の重苦しさや違和感等が一般的です。
原因は不明とされていますが、長時間座位でいることや、
ツーリングが趣味の方の傾向として、会陰部を長時間
圧迫されている姿勢が前立腺周囲の血流の鬱滞(うったい)
を招くことで、前立腺およびその周囲の細胞への酸素の
供給が低下することにあるのではないか、と言われています。uun

 

過去の文献に、ツーリングの選手の尿道海綿体の血液を採取し、
酸素飽和度を計測した結果、ツーリングをしない一般の方と比較し、
明らかに酸素飽和度が低下している。という見解を記載している
ものがありました。

よって、慢性前立腺炎の特徴的な症状をきたしている方は、
長時間、会陰部を圧迫している姿勢を回避して、それでも
症状が良くならない場合は、


細菌性の慢性前立腺炎である
可能性があります!

発熱や尿検査、採血検査等で異常が認められなくても、
抗生剤の投与や、前立腺の炎症やむくみをとる生薬の服用により、
症状の寛解を見込めますので、

同様の症状で悩まれている方は、
是非泌尿器科医にご相談ください !

投稿者: すがわら泌尿器科内科

2017.02.07更新

先日、昨年末より3日に1回のペースで、

血尿が続いている。>>

という方が受診されました。

まず、診察の後に腹部超音波を施行した際に、
右腎結石が2個。また、左の腎盂の拡張が認められました。
膀胱内はしっかりと尿が貯まっている条件下で
確認しましたが、腫瘍や結石を認めませんでした。

尿検査上も顕微鏡レベルでの赤血球数が
毎視野に多数認められておりました。

腹部レントゲンも施行したところ、
超音波で認められた右腎結石以外に、
左尿管結石も認められており、
超音波で認められた左腎盂拡張は
左尿管結石によるものと判明しました。
また、悪性細胞の有無を調べる尿細胞診の
検査でもクラスⅡという結果で、陰性でした。

ここまでの所見で、大方尿路結石による
肉眼的血尿でほぼ決まりかなというところですが、やはり


顕微鏡的血尿とは異なる扱いをしなければならず、
万が一膀胱内の小さな腫瘍性病変を見逃していたりする
可能性がゼロではない。


ということを患者さんにお伝えし、
快く承諾されたため、内視鏡で、膀胱内を
観察することとなりました。

 

ここで患者さんに承諾が得られなければ、
検査は行われていませんでした!!

 

現在の膀胱内視鏡はかつての硬性鏡とは異なり、
胃カメラや大腸カメラと同じで軟性鏡>>

のため、大きな苦痛を感じることなく5-10分程度で
検査を終了できるためあまり怖いものと
身構えずに行えるようになりました。

話は戻りますが、結局内視鏡を行った結果、
先ほどの患者さんの膀胱内には小さな
早期の膀胱がんが2か所に発見されました。

 

エコー所見をうのみにせず、しっかり内視鏡検査
を行ってよかった!見逃さずに見つけられてよかった!


と患者さんともども肝を冷やすと同時に、
安堵の気持ちにさせられました。

すぐに近隣の施設に紹介し、膀胱がんの内視鏡手術
を優先に、その後、尿路結石に対する破砕術も
行ってもらうこととなりました。

健診での顕微鏡的血尿の精査で訪れる方、
肉眼的血尿で自ら訪れる方、血尿には色々
な情報を与えてくれるきっかけとなる症状です。

 

特に症状のない無症候性肉眼的血尿にはご用心を!!

投稿者: すがわら泌尿器科内科

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